コラムColumn

夏バテには食養生

2021年8月3日

暑くなってきましたね!
夏バテとよく言いますが

なんで夏バテっておこるのでしょう??

おうちに帰ると
冷たい飲み物をごくごく…。
大人のひとはビールをグビグビ…。
冷房の効いた部屋で
かき氷やアイスをガリガリ…。
食事は冷たい素麺であっさりと…。
あー最高!!

などと冷たいものばっかり食べたり飲んだりしてませんか?

暑いと、ついつい冷たいものが欲しくなりますが、
冷たい物をとりすぎると、胃腸が冷えて胃腸の働きが鈍化します。
そして冷房による外との温度差による自律神経の乱れ、
また、単に暑いことによる自律神経の乱れ、

熱帯夜による睡眠不足もかさなり胃腸の働きが低下し、

食欲不振、消化不良になります。
ひいては疲労倦怠感がぬけない、いわゆる夏バテになってしまいます。

なつばて

特に気を付けたいのは、冷たいもののとりすぎによる
胃腸の働きの低下です。胃腸のケアが第一です。

心がけたいのは食養生ですよね。

冷たいものを控えめにバランスよく食事をとりましょう。
夏になまものや冷たいものを食べないのは、“衛生面を考慮して”と
いうこともありますが、カラダを冷やさないという考え方に則っています。
日本では、夏の代表的な食べ物として、「冷や奴」や「そうめん」など
冷たい食べ物が一般的ですよね。しかし、「冷や奴」や「そうめん」はねぎや生姜など、
薬味を一緒に食しませんか?
これらの薬味食材は、カラダを温めてくれる作用があります。
冷たい食べ物に薬味を用いることで、バランスをとっているのです。

なつやさい

でもやっぱり、夏には夏の旬のものをおいしくいただくことが一番!!
夏野菜は汗をかくことによって不足しがちな水分も多く含み、ビタミン、
ミネラルが豊富なものがおおいのです。
「薬食同源」とはまさにそのとおりです!

当店では「薬食同源」の考えをもとに薬膳のご提供もしております。
いままさに夏メニューが大人気となっております。
詳しくは、健康膳「薬都」

ナツメニュー

池田屋安兵衛商店では、夏バテに使われる漢方薬などもご用意できますが、

まずは食養生をして、それでも疲労倦怠感がぬけなければプラス漢方薬を

ご利用になられるとよろしいかとおもいます。

お困りでしたら、ご相談ください。

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