反魂丹のご紹介少しずつ(最後)
池田屋安兵衛商店の看板商品「越中 反魂丹」に含まれている生薬
<ウルソデオキシコール酸>について少しだけ。
当店の越中反魂丹の【肝心かなめの成分】がコレです。
ウルソデオキシコール酸は昔ながらの漢方薬「熊胆(くまのい、熊の胆汁の乾燥したもの)」の主成分です。
経口摂取されたウルソは、腸管から吸収されるとそのまま腸肝循環に入ります。「腸肝循環」とは、肝臓で
されるサイクルのことを言います。腸肝循環がスムーズに巡ることにより、様々な作用がはたらき、総合的に
消化器全体の機能を高めます。
ウルソは自身が胆汁酸としてはたらくのはもちろん、肝細胞の機能を改善して胆汁分泌を促進します。
これを利胆作用といいます。肝細胞内に滞っていた胆汁酸が胆汁成分として分泌されると、脂肪の消化吸収が
スムーズに行われるようになり、胃もたれ・消化不良が改善されます。加齢によって肝臓の機能が低下すると、
胆汁流量が減少してしまうため、このサイクルが滞り、脂肪の消化吸収が上手くいかなくなってしまいます。
だからある年齢になると脂っこい食べ物が苦手になるのかもしれません。
このサイクル、循環、巡りが大事なんですね!!
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