どうき、息切れ、気付けに
富山のくすり屋、池田屋安兵衛商店です。
今回は「六神丸」のことを知っていただきたいと思います。
六神丸は昔から、どうき、息切れ、気付けなどの症状に優れた効果をあらわすお薬です。
六神丸は、製造会社によって処方の違いはありますが、
当店ではジャコウ、ゴオウ、センソ、ニンジン、ユウタン、ジンコウの
6成分を配合した、和漢生薬製剤を取り扱っています。
どうき、息切れ、気付けなどの症状に優れた効果をあらわします。
でも、「どうき、息切れ、気付けってどんな状態?」って思いませんか?
どうきって
ドキドキやドックンドックンなど普段感じることのない心臓の拍動が
自覚され、不快に感じることです。
おもいっきり階段を駆け上がったり、激しい運動をした後には誰でも動悸を
感じますが、日常生活や軽いウォーキング程度で動悸を感じる場合は、
血液を全身に運ぶ心臓の働きの低下が原因の一つとして考えられます。
心臓の働きが低下し、全身をめぐる血流量が減ると、心臓が拍動数を
増やすことで血液不足を補おうと一生懸命働くので動悸が起こるのです。
心不全などの心疾患(血液を送り出す能力の低下)のほかには、貧血
(血中の酸素不足)、更年期障害、ストレス(自律神経調節障害)など
心臓以外の原因がある場合もあります。
息切れって
「ハアハアと呼吸が早く激しい、息をすると胸苦しい、意識しないと
呼吸ができない」、といった呼吸をした時に不快感を自覚することです。
激しい運動をすると誰でも息が切れますが、日常動作でも息切れがする場合には、
酸素を体に取り込む呼吸器機能に支障があることも原因のひとつとですが、酸素を
血流によって全身に運ぶ心臓の働きが低下していることも考えられます。
多くは心臓の働きが低下し、体が必要とする酸素量を供給できなくなり、
酸素をたくさんとるためにもっと息をしようとするので、息切れが起こるのです。
気付けって
気付けの言葉の定義は「気を失った人の意識をはっきりとさせること」
又は「疲れて元気を失くした人の気持ちを引き立てること」とされています。
心臓の働きが低下し血液の流れが悪くなると、脳への酸素の供給や血流が
低下して、一種の脳貧血状態となり、頭がボーッとして意識が低下したり、
一時的なめまいや立ちくらみをおこしたりします。
そのような状態から薬を使って、疲れて元気のない状態を改善させたり、
意識をはっきりさせ気力を回復させることを気付けといいます。
こんな方のこんな症状を改善します。。
「どうき」「息切れ」
心臓のポンプとしての働きを高めることによって、心臓から送り出される血液量を増やすため、
動悸(どうき)の症状を軽減し、また呼吸機能を旺盛にするため息切れといった不快な症状も
改善してくれます。
「めまい」「立ちくらみ」
六神丸は強心薬なので、服用により心拍数が増えるのではないか?と心配する方がおられますが、
六神丸は、めまい、立ちくらみの時は心拍数を正常にして症状を改善!
いわゆる気付けの作用です。
「疲労」「倦怠感」
実は疲れたときには身体機能が低下して、動悸(どうき)や息切れの様な症状が現れやすくなります。
疲労や倦怠感を感じたときはもちろんですが、その前に服用すると動悸、息切れの予防効果もあり、
六神丸は体に元気を与えてくれます。
「ストレス」
最近では、肥満、仕事でのストレスなどが原因で、動悸(どうき)、息切れを訴える若い人も多く
なっています。肥満、ストレスでお悩みの若年層の方にもお奨めします。